Я

mari-12182005-04-10

あたしが悪い。それは事実だし、彼は私にとって自責をさせる天才的な存在だ。
常に何かが恐くて、瞬間的な安堵の後、圧倒的な不安に飲み込まれる。ほとんど毎日のように。なぜだろう、と最近考える。この私の心のせいでぎくしゃくしたりしてしまうのが辛くて治したくて堪らないから、考える。
そして今日ちょっとだけ解った。『全て嘘になる』という意識が怖いんだ。互いに交わす言葉も行為も、二人の関係が終わってしまえば『嘘になる』から、信じることにすらあまのじゃくになってしまうよ。だからいつになっても満たされない。自分で自分をせつなくさせてる。馬鹿みたいだ。なんて自分勝手で失礼な話なんだろう。
上手に距離感を保つことができないバランスの悪すぎる私には、本気で恋愛する資格などないのかもしれない。気持ちを欲しがるなんて、もってのほか。不安定な自分のせいで大切な人を傷つけるんだろうなって思うといっそ消えたほうがいいんじゃないかなってたまに本気で思うよ。
哀しい。桜がいっぱい咲いてるから、それもなんだか相まって哀しくなる。春なんだわって。
楽しかったその日の夜ほど、孤独な夜はないよ。