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mari-12182004-08-31

ゼミ合宿へ行ってきました。八ヶ岳麓、大泉村のすごい山奥に二泊三日。電気はありません。よってランプ生活。小さく震える手にはマッチです。勿論テレビも新聞もないのでチャバがどうなっちゃってんのか全くわからず、室伏が金メダルになったのかも全くわからずの生活。薪を燃やして食事&風呂。いわゆる本物の五右衛門風呂。ケツがあっちっちらしい。あたしはちょうどオンナノコの日にぶつかりました。めいいっぱい自然を戯れたよ遊んでやったよ21歳夏。軽トラの荷台にのって高原ドライブ。きのこ探し。明らかに毒毒しいピンクのきのこを発見、あの瞬間は感動でした。思わず「コレだーー!」と叫びました森の中。温泉行ったり、夜は恋のハナシと酔っ払い教授による人生論とセクハラ。まぁでも9割恋の話でした。修学旅行みたいな。
29日:パスタ+酒→カレー→酒+お菓子。
30日:カレー(残り)+パン→バーベキュー+酒→お菓子+酒。
31日:本格ピザ
最初っから酒スタートです。酒ばっか飲んでました。差し入れのワイン2本は即カラになりました。なんか変な中国酒(45℃)を教授に飲まされ、食道がファイヤー。最後のピザは生地から作ったので二時間半以上かかりましたのよ奥様。大変おいしゅうございましたわ。


なんか遊びに行ったような感じですが、やることはちゃんとやりました。卒論研究途中経過発表。自分でも四苦八苦でやっていることを他人に上手に説明するのは難しい。しかしながらあたしの発表は一時間半かかり、質疑応答と貴重なアドバイスの数々をいただきました。客観的にみての見解は研究のヒントとなりえるものであり、渦中にいる自分では発想できない意見ばかりで、質問され痛いとこをつかれてまいったなぁと思う反面、研究の糸口が見え嬉しく思い、つくづく良いゼミだなぁと思ったわけです。誰一人として「あたしその研究関係ないしー」ってのがいないのは凄いことなのかも。真剣に親身になって他者の研究発表を考察するっていう態度に感動しちゃいました。それは当たり前のことなのかもしれないけど、それができない人が世の中には多くいるなぁと思います。うん。
「興味ないから関係ない」という態度は自分の人生の享楽の幅を狭める最大の原因。とはいっても実際全てに興味持って接してしまうと身がもたないけど。ただ一定のラインは持っていたいと常に感じます。ポジティブな方向で。


あと感動したのは自然。何よりコレです。周りに何も無いので、聞こえるのは風で木が揺れ葉が擦れる音と、虫や鳥の声と、雨の音のみ。時折雨の中、森を散歩しながら瞑想に耽ってました。卒論の内容とリンクするような自然観、すべてはひとつの場所へ還るのだろうと直感で感じました。


よい合宿でした。帰りの高速で、スピード違反で捕まった以外は。

ただいま。